読みもの -美肌理論-

肌と頭皮は違う?水分量で比較する特徴

すぐ近くに冬の気配を感じる季節となりました。 この時期、頭皮に乾燥やかゆみを感じる人が増えます。 頭皮が乾燥するのは、季節要因とともに顔やからだの皮膚より”ある機能”が弱いという特徴が関係しています。
今回は肌と頭皮の違いについてお伝えします。

肌と頭皮の違い

TEWL値をご存知ですか?
角質から蒸散する水分量である経表皮水分蒸散量を指します。
これはアトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などの疾患がある方の肌のバリア機能を判断する目安として治療や研究に使われる数値です。 TEWLの数値が低いと肌の水分が逃げる量が少なくバリア機能が高いことを指します。
からだの部位別で数字を見ると違いがわかります。

  • 腕・背中 約5g/㎡h
  • 頬    約10g/㎡h
  • 頭皮   約20g/㎡h

頭皮は顔やからだの肌とほぼ同じ構造をしていますが、TEWL値でわかるとおり水分を保持しにくいのでバリア機能のステータスが低いです。 そのため紫外線や血行不良、外部刺激で乾燥します。

この冬見直したい「頭皮ケア」

頭皮は毛髪で隠れて状態がわかりにくいので顔やからだのようにケアしやすい部位ではありません。 しかし冬場の洗髪方法を見直すだけでも頭皮のバリア機能を守ることができます。 今日からできる簡単な頭皮ケアをお伝えします。

■シャンプーの量を少なめにする
冬になると皮脂の分泌量が少なくなるので いままでと同じ洗い方だと洗浄しすぎになりがちです。 肌に必要な保湿成分まで落とさないよう 季節ごとにシャンプー量を調整しましょう。

■ぬるま湯で洗う
熱いお湯で洗髪すると頭皮の皮脂が必要以上に流れ落ちてしまいます。 40度ぐらいのぬるめのシャワーで洗いましょう。

■血行をよくする
寒さで血行不良が続いた肌は新陳代謝が衰えてかさつきやすくなります。 日ごろのマッサージがおすすめです。

頭皮も、顔やからだと同じように毎日のケアが大切です。 バリア機能を低下させないように、頭皮ケアを心がけましょう。