読みもの -美肌理論-

【食事中もエイジングケア】光老化を抑えるうれしい飲み物

凛とした寒さが際立ち、暖かい飲み物がおいしい季節になりました。
みなさんは、食事中に何を飲んでいますか?

今回は、肌老化を抑える飲み物を紹介します。

30~60歳の健康な日本人女性244名に対して、食品や環境と肌状態との関連性を調べた研究があります。
この研究で、ある飲みものを飲む習慣があるグループは、紫外線による色素沈着・シミ(メラニン量)が最も抑制されました。

最も効果があったグループは、コーヒーも緑茶も飲んでいた方で、単独だとコーヒー、緑茶の順番で効果がありました。コーヒーや緑茶に含まれるポリフェノールは、食事中に摂ると肌の光老化を抑える効果が高まってシミの抑制に貢献します。

100gあたりのポリフェノール含有量は
赤ワイン 230mg
コーヒー 200mg
緑茶   115mg
紅茶    96mg

このことから、食事中の飲み物には、ポリフェノール含有量の多いコーヒーや緑茶が最適といえます。

【コーヒーの効果】

コーヒーに含まれるポリフェノールの代表例「クロロゲン酸」は
■抗酸化作用
・フリーラジカルの生成を阻害
・繊維芽細胞の増加

■抗炎症作用
・炎症の予防や悪化の抑制

■角層水分量の増加
・血流がよくなって肌の水分量が回復

などの効果があります。

美肌効果以外に、脂肪の吸収を抑える効果や血圧の改善をする効果もあります。

【緑茶の効果】

緑茶に含まれるポリフェノールの代表例「茶カテキン」は、ビタミンEやビタミンCの2~3倍の抗酸化力があります。

そのほかにも美肌に欠かせない成分が含まれていて

■ビタミンC
・コラーゲンの生成を促進

■ビタミンE
・シミのもとであるメラニンの生成を抑制

■ビタミンA
・肌や粘膜の細胞を健康な状態に維持

などの効果があります。

コーヒーや緑茶はカフェインを含むため飲みすぎに気を付けながら、紫外線対策による光老化防止と合わせて飲む光老化対策でシミのない美肌をキープしましょう。

【参考文献】
Yoichi Fukushima et al .,”Consumption of Polyphenols in Coffee and Green Tea Alleviates Skin Photoaging in Healthy Japanese Women”, Clin Cosmet Investig Dermatol 13, 165–172 (2020).