食べる日焼け止め。
「先生は昔から色白なのですか?」
先日こんなことを聞かれたので
母に尋ねてみたら、
「真っ黒だったわよ」
と大笑いされました。
もともとの色白ではない私が
皮膚から日焼けのダメージを防いで色を白く保つ方法、
今日はこれについてお話したいと思います。
一番大切なのは、「物理的に遮光すること」。
日傘をさすなど、外出するときはこの方法が確実です。
(体に日焼け止めをつけると肌が乾燥するので使っていません。
顔はミネラルファンデーションだけです)
もうひとつは「日に当たる前に食べるものを選ぶ」。
これは私が医師になってから
意識的にしていることですが、
強い紫外線に当たる前に抗酸化作用のある
ビタミンA、C、Eやフィトケミカル(ポリフェノールやリコピンなど)を
積極的にとっています。
皮膚は紫外線で老化するのは事実ですが、
正確には、紫外線そのものではなく
紫外線によって生じる活性酸素によって炎症が生じて老化するのです。
だから、体の中から抗酸化物質をとると、
どこが日に当たっても皮膚のダメージを減らすことができるのです。
名づけて、「食べる日焼け止め」。
先日、家族で海に行ったときも
前夜にトマトリゾットでリコピンを十分補い、
当日の朝食にはフルーツ、トマト、
そしてオリーブオイルが入ったチーズを食べました。
アスタキサンチンを多く含む鮭は毎日のように食べています。
これらの抗酸化物質は、体中の無駄な炎症を防いでくれるので
抗加齢医学の視点からも大切な食材です。


