接触するもの。
皮膚科ではさまざまなトラブルのご相談がありますが、
肌に触れるものを見直すだけで
かなりの皮膚疾患が改善します。
先日スタッフが書いたパフの手入れもそうですが、
毎日皮膚にどんなものが触れているかを
いつも考えるようにすると解決策がみえてきます。
たとえば、人生の3分の1の時間を過ごす「寝ているときの接触」。
先日、右側だけニキビが治らないという女性に
就寝時の環境についてお聞きすると、
枕にタオルを敷いて3日ごとに交換しているとのこと。
そこで、摩擦の起こりやすいタオルを
沐浴ガーゼや手ぬぐいに代えていただき、
柔軟剤を使わずに洗濯をして
毎日交換するように指導しました。
2週間後、右を下にして寝る癖のある
その女性の肌にはニキビがでていませんでした。
「炎症を起こす犯人を探すこと」。
これは、私が治療薬よりも大切にしていることです。


